最近我が家では脱走が後を断たない。
犯人は主に新入りのハイディさん。
今の家は裏庭から家の横を通って表庭までいけるようになっていて、かつ家のガレージ部分には門が付いていないので、庭に出ているときに油断すると勝手に道路や人の家の庭に行っていたりする。今朝は来客中玄関ステップに出ていて、玄関そのものが2階だし下が見える階段は怖がって降りられないから大丈夫だと思っていたら、来客が終わってから探してもハイディがいなくて、道路に行って呼んだら3軒くらい隣の庭から戻ってきた。
じき引っ越す家は家が両隣の家とくっついているので裏庭からは出られないし、表庭もゲートが付いているので道路にも出られない。からまあもうしばらくの辛抱。と思っていたら、昨日はなんとコブが大脱走した。私と旦那で壁紙はがしたりヒビの修繕してる間、義母にも来てもらって庭で子供を見てもらっていたのだけど、上下好きに遊び回っていたコブがふと気づいたら見当たらなくて、家中探してもいない。慌てて外に出ても静かな住宅街で特に人もおらず。でも家の中にいない以上外にいるはずだと探しに出ると、通りの向こうから知らないおじさんに連れられてくる見慣れた子供が・・・。本人は義母がいなくなったっと思って探しにいったらしい。2本向こうの通りで親切なおじさんが声をかけてくれて、家まで連れて来てくれた。家を聞かれてちゃんと連れてきてもらっていたので本人はまったく迷ってはいなかったのだろうけど、こっちは生きた心地がしなかったよ。
子供ってこっちの想像を超えた思考をするのだと久々に痛感。気を付けるっていってもその発想がなかったよっていう感じ。でもとにかく大事に至らなくてよかった。甥っ子の同級生で勝手に電車に乗って何駅か先で保護された幼稚園児がいたけど、ほんと他人事じゃないな。
話は変わりますがコブの備忘録。先月の一時帰国でたっくさん日本語を吸収してきたコブさん。一人遊びももっぱら日本語。ただし甥っ子から覚えたので一人称は「おれ」、二人称は「おまえ」。たった3週間弱の滞在だったけど、ただ私がいう単語を覚えるだけでなく、自分でフレーズを作れるようになったのにはビックリ。やっぱり言葉のシャワーを浴びるのって大事なんだな。
あと色々歌を覚えました。トトロの「あるこう」は一時帰国前から好きだったけど、今は1番の歌詞はほとんど歌えるようになった。でも「かさみち とんでる くさっぱら」になってしまう。
音楽絵本で覚えたのは「はとぽっぽ」と「大きなくりの木の下で」。こちらもどうしても直らない。頑固な性格ゆえ。
「大きなきゅうりの木の下で あななと私 楽しくあそびましょう」というかなりサイケデリックな歌になります。ちなみにananasは仏語でパイナップルです。
ラムさんは16ヶ月を目前にようやく歩き出しました。