初めての6日連続勤務後、遅めのランチに出かけるときにポストをチェックしたら、やっとやっとで運転免許が届いた!!!実技に合格したのは3/30なので、実質3ヶ月近く。途中で日本に帰ったりしてI-94が変わってしまったので、それを報告しに行った日から数えるとちょうど1ヶ月でした。早いのか遅いのか、不明。早くはないか。でもこれからステータスが変わったりするとまた面倒くさそうだなぁと思っていたので、これで一安心です。
んでその後そのままお昼を食べに行き、ブラブラ買い物をしての帰り道。いつもは通らない道を通ると旦那が叫んだ!ビックリして何事かと思ったら、今まで気付かなかったんだけど、線路沿いのちょっと寂れた店が並んでいる中に”Museum of PEZ”なるものが。
PEZって皆さん知ってます?バンドじゃなくてお菓子のPEZ。
とりあえずそこではハローキティーのPEZもあったので、日本でも売られていると思います。そういえば昔食べたような気もしなくもない・・・かな。
んでそんなミュージアムがあることもビックリなんだけど、もっとビックリなのはそこが混んでたこと・笑。
狭い店内なのに私たちも含めて8人ぐらい人がいて、しかも皆出る気無しって感じであれ見てこれ見て館長(?)と話にふけっている。ま、比較的年配の人が多かったけどね。
日本でも妙な博物館ってあるみたいだけど、ここシリコンバレーも多いです。というか私が思うにここは、世界中で唯一、オタクであることがかっこよくてかつその社会的ステータスが高い街なんだと思う。そんなことも手伝ってだと思うんだけど、こういうオタクとしかいえない博物館が結構ある。私は行ったことないけど、旦那さんの会社の近くには”Lock Museum”があって、ただただ色々な鍵が展示されているのだとか。”Computer Museum”は有名だけれど、それでも中身はかなりオタクっぽいらしい。これも私は行ってないけど。
ものすごく何かに熱中している人に、アメリカっていう国は日本より温かいと思う。それでもやっぱりこのエリアはちょっと普通じゃないと思うけどね。今日の館長(?)さんも、他のお客さんに聞かれて超誇らしげに「ここが世界で唯一のPEZ博物館だよ!」って答えていました。
多分彼も、鍵博物館の人も、コンピューター博物館の人も(この人は確実に)それで食べているわけじゃなくて、本職は別にあったり、もう引退したりしているんだと思うけど、趣味というのかなんというのか、仕事じゃないものへの情熱をそこまで形にできてしまうってすごいパワーだよなぁと思う。
ここで出会う人の多くがそうなんだけど、あるいはエンジニアがなのかもしれないけど、中身が子供っぽい人が多い。悪い意味ではなくていい意味で。子供のような好奇心とかを持っている。真剣に遊ぶ。皆じゃないけど、そういう人に会う確率が日本にいた時より凄く高くなっていると思う。それはこの気候とこの産業とが生み出すオタク天国のおかげなんだろうか。あるいはそういう人達が集まってくるからここがこうなっているんだろうか。よく分からないけど、とりあえずうちの旦那には素晴らしすぎる場所だと思う今日この頃。