なりわい

ココナラで翻訳サービスをはじめて、2年くらい経つ。日本との時差があるので、日本の深夜帯に翻訳作業をして翌朝までに届ける、というのが主なスタイル。ちょっとした手紙や歌詞から、本格的な論文とか本まで、様々な依頼があっておもしろい。

そして今回、初めてココナラでサービスを購入した。コーラスでも歌った”Tout au fond de la mer”という曲が、子供向けの海の歌CDブックに入っていたのだけど、そのピアノ伴奏があまりにもかっこよくて弾いてみたくなった。自分で聞き取ってみようと試みたのだけど、かなり難解なコード(いや、多分私が慣れてないだけでシンプルなのかも)で全然音が拾えず断念。ふと、こういう時にココナラなら出店者がいるのではと思って探すと・・・いました!

何件かコンタクトをとって、そのうちのお一人に依頼して、早速書き起こして下さって、いやー嬉しい!時々歌詞の翻訳とかで、好きなアーティストの歌詞の意味が分かって嬉しいっていうお返事を頂くのだけど、なるほど、こういう気持ちかぁと思いました。

こういうマッチングサービスによって、「仕事」というのとはまた少し違って、でも生活を豊かにしてくれるというか、自分の日常生活が少し彩りを増すようなサービスを受けられるのは嬉しいことです。自分も誰かの生活に、少しでも明るさをもたらせていたら本当に嬉しい。「なりわい」とでも呼ぶのか。音楽もそうなんだけれど、金額は少なくてもこうやって直接誰かのために何かできるのは、すごく自分の自信につながる。自分が得意とすることで、それを必要としている人の役に立てるなんて、なんて素晴らしいシステムでしょう。もちろんお金が絡むし、サービスだし、嫌な思いをすることもたまーにあるけれど、それでも今の時代ならではの「自己実現法」なのではないかと思う。

ここ1年でハマったもの

ここ1年ほど、ブログを放置している間に私がハマっていものたちのメモ。

1.Towers N’Trolls
私が未だにスマホにしない一番の理由は、そしたら一日中携帯触って過ごしてしまうようになるからだ。だって面白いゲームやらアプリやら際限なくあるなんて恐ろしすぎる。だからまわりがアプリやゲームにハマっていても見ないように過ごしていたのだが、ついつい旦那がやってるのをちょこっとやらせてもらってしまったのが運のつき、TnTにどっぷりはまってしまった。旦那いわくお金を使わなくてもゲーム中の宝石を集めることでレベルアップができるのが他のお金かかるゲームと違っていいところらしい。簡単に言えば次々に出てくるトロールからお城を守るゲーム。トロールの進む道が決まっている(決まってないレベルもあるけど)ので、そこにうまく大砲やレーザーを設置していくというもの。設置さえすればあとは勝手にトロールを倒してくれるので、上手に配置できるとなんかすごく気持ちがいい。全部の面を難易度高いコースでプラチナ星3つにしようと奮闘していたのだけど、アップデートしたらさらに難易度の高いコースができていて正気に戻ってしまった。だからもうほとんどやっていません。

2.Game of Thrones
ラムの出産後、コブの時もお世話になった助産婦さんのところで骨盤底筋のリハビリを受けたのだけど、合計数時間に及ぶリハビリ中に交わした世間話の中で彼女が超おすすめしてくれたのがこのドラマ。SFでもあるけど中世っぽいすごくリアルなドラマだというので帰ってから早速調べて見てみたら本当に面白かった。なにってまず世界観がすごい。ロードオブザリングとかに匹敵するような作り込まれ方。さすが小説。そして助産婦さんも言っていたんだけど、アメリカのドラマにありがちな善人悪人みたいのがなくて、みんな善悪ではなく自分の思惑で動くのがまたリアルなんだな。音楽もかっこよくて2シーズンぶっ続けで見終わってからすでに数ヶ月経っているのに、我が家ではかなりの頻度で口ずさまれるテーマ曲です。あまりに面白くて2シーズン分なのに1週間ももたなかったのが逆にもったいなかったけど。シーズン3が今から非常に待ち遠しいです。

3.Ben Sidran
ある日たまたま音楽番組をみていたら、Suzanne Vegaというアメリカの歌手がでていた。”my name is Luca”という曲を歌ったんだけど、私はその曲を知らなくて、その歌詞を聞いて衝撃を受けた。その衝撃の余韻の中で出会ったのがBen Sidranでした。とにかく素敵。声がどつぼだし、ピアノもどつぼでした。世間ではジャズに分類されるらしいがAORとかにも近いような清々しさもあったりして。とにかくその知性があふれる表情とか、音楽に身を委ねるというよりも音楽が好きで仕方ないというちょっと距離を置いた感じがすごくよかった。でもテレビだったのでそのまま頭の片隅に片鱗が残るだけでした。
そしてつい数日前、いつものようにFIPを聞いていたらまあなんとも素敵な曲が流れてきた。FIPはいつだって選曲が素晴らしいんだけど、わざわざサイトで歌手名を調べるほどの人はそんなにいない。そして調べたらBen Sidranだったんですよ。といっても最初はあのテレビの人だって気づかなかったんだけどね。調べていくうちにこれは絶対あの人だ!と確信に変わり、はじめてアマゾンでMP3を買いました。ワンクリックで買えてしまうと歯止めが効かなくて恐ろしい。本当は全部大人買いしたいくらいだけど、どうせ全部は聞かないと分かっているのでとりあえずアルバム一枚購入。じっくり聞きたいと思います。

ハンドミル

フランスに行ってもチュニジアに行っても、原産国のブラジルに行ってさえも、手挽きのコーヒーミルを見つけることはなかなか難しい。日本ほど、「豆を買ってきて自分で挽く」っていうのが浸透している国は他にないように思います。

アメリカももちろん例に漏れず、店頭で見つけられるのは電動ミルのみ。電動は摩擦熱で香りが飛んでしまうって聞いたので、やっぱり手でやりたいなぁと思ってようやくAmazonで見つけて購入したのだけれど、おそらくは飾り用?って感じでとても使いづらいものだった。ので結局挽いてあるものを買ってくるようになってしまっていた今日この頃。

ところが週末、お気に入りのLos Altoのダウンタウンを散策していたら、なにやらオシャレなコーヒーショップを発見!これはもしやと思い入ってみると、あるじゃないですかハンドミル!しかもKalita。
kalita.jpg

お値段は日本での倍くらいだったんだけど、でもまあ何度日本に行き来しても荷物に空きがあったことがないので、これは安い投資だと思って買ってしまいました。

しかも話してみたら店員さんは日本人!ご主人がアメリカ人なんだけど、皆でかなり長く日本に住んでいたそうで、旦那さんも日本語が話せる。お店での立ち話ながら、色んなお話が出来て楽しい時間でした。

そしてそこでローストしている豆も買ってきたんですが、今日早速挽いて飲んでみたら、香りが良くって美味しかったです。これからもちょくちょくお世話になりそう。

しかもこの豆、Organic・Fair Trade・Shade Grown・Bird Friendlyな代物。最初の二つは結構良く聞くけど、うしろ二つは私は初耳。Shade Grownとは熱帯雨林を伐採してコーヒーしかない畑を作るのではなくて、木々を残して元の生態系を維持しながらコーヒー豆の栽培を行う方法らしい。Permacultureとかにはまりつつある私としては、とても興味をそそられるものです。

とまあそんなわけでEaster Sundayにも休まず美味しいコーヒーを入れてくれる素敵なお店です。
Mr. English

Panton

私のモットーは「見た目より実用性」なので、基本的にはデザイン自体にはこだわらないほうだと思うんだけど、一つだけ忘れられない写真があって、それは言葉ではうまく言い表せない空間のデザインだった。多分その写真欲しさに本を買ったはずだけど、引越のさなかそれはどこにあるのやら・・・。

そんななか、年明け早々引っ越し準備に追われながらも
新居での生活を色々練っていて、旦那と元旦にピザを食べながら行き着いた結論。
・ベッドじゃなくて布団
・ダイニングテーブルじゃなくて座卓で床生活

そんなわけで色々売り出しつつも座卓と座椅子を探しまわる日々。
そしたらあったんです。もんのすごいビビビッと来てしまった座椅子。
Pantonのその名も”Tatami Chair“。

しかし製造元が日本の会社だから、需要が少ないのか、こちらでは売ってる様子は皆無。
ネットで引っ掛かるのはデザイナー家具用オークションサイトとかだけ。
そんなわけで実はまだ買ってはいないのですが、なんとか手に入れます。絶対。

んで、何が肝心かっていうと、前述の忘れられない写真、それが同じ人の作品だったのです。
何たる偶然。というか私はよっぽどこの人のデザインが好きみたい。
パントンさんのVisionaIIという作品だったらしい。
panton

自分家の居間がこんなんがいいとずっと思ってきたのですが、
興奮してこれを旦那にみせたら「面白いけどそのうち気が変になると思う」っていわれた。
それでもTatami Chairには好反応だったので、デザイナー家具で高くても、
日本からの輸送費で値段が跳ね上がっても、絶対絶対手に入れてやる!

ジャパニーズな週末

土曜日は日中トレーニングという名の仕事があり、帰宅したのは7時近く。ようやっとの週末スタートで、無論ご飯作る元気など残っていないので、旦那のリクエストを聞いてレストランへ。どうやら旦那さんは「とんかつ」が食べたいらしいということで、ちょっと遠いけれど今までベイエリアで食べた中では一番美味しかったYoshidaまで行くことに。ちなみにこのお店はCupertinoにあります。
前回はランチだったので、それにくらべると随分値段がはりましたが、それに見合う程の味と量。とんかつなんて二枚重ねですよ。普通のとんかつが二枚来るんですよ。私はとんかつとエビの柳川風を食べたのですが、卵のだしの味付けが濃すぎなくてとても美味しかったです。ちょっとリッチなお夕飯でしたが、美味しくてお腹いっぱいででも胃もたれしなくて大満足でした。
そして日曜日は噂には聞いていたけれど行ったことなかったNijiyaへ。San MateoのNijiyaはたしかに新しくて綺麗でした。ただちょっと高めかな。日本食スーパー久しぶりだったので勢いに任せて買いまくったら、普通の買い物の倍の値段になってしまった・・・。でもまあいいんです。食こそが幸せですから。そしてお夕飯はNijiyaでお弁当を買い、Rimoでガキの使いやらウリナリやら懐かしいものを眺めながら食べました。旦那さんはコンビニ弁当を懐かしがっていました。私以上に日本人・・・。

ベイエリアは本当に和食や和食材が豊富で、下手すると日本と全く同じ生活も可能です。ちょっと値は張るけど。しかしこんなのに慣れてしまうと、今後もしフランス(しかもパリじゃなかったりしたら)に引っ越したら、和食恋しさに気が狂ってしまうかも。とんかつくらい作れるようになろうと思う今日この頃です。

ちなみにベイエリアのおすすめレストラン一覧はこちら

片思い

この前のお正月、一時帰国してるときに、旦那共々友達との待ち合わせで目黒駅改札前に突っ立っていると、なんとなく見覚えのあるおじさんが通り過ぎた。肩には何か細長い楽器みたいなものをかけている。
よくみたら細野晴臣だった。あんまり普通で一瞬分からなかったんだけど、分かってからは旦那に伝えるのに一苦労。YMOと言ってももちろん通じず、はっぴいえんどでもやはり通じず、最後の最後「『風の谷のナウシカ』の曲を書いた人だよ」っていったら「おおっ」って感動していた。

今回の帰国でも、同じくその友達と待ち合わせて目黒駅へ。前の予定が思ったより早く済んだので45分くらいアトレで暇つぶしした。

そういえばまたCDを買っていないなぁと思ってHMVに立ち寄ると、新譜視聴に「細野晴臣トリビュート」アルバムがあるではないか。勝手に縁を感じつつ、視聴を始めクレジットを見ると、な・な・な・なんと、同級生の寺尾紗穂嬢が一曲歌っているではないか!!!!!

同級生として素直に嬉しいやら、もと唄うたいとしてなんだか悔しいやら、ただただ羨ましいやら。
そんなこんなの感情を全部さらーっと脱力させる細野メロディー。ってわけでご購入。

紗穂ちゃんもやっぱり良い声だなぁ。それにしてもどこからがメジャーデビューなのか良く知らないけど、細野さんの曲をトリビュートできるなんて、ほんとにただただ羨ましい限りです。おめでとう☆

hosono haruomi tribute

とまあ同級生ネタは置いておいて、そういうことを抜きにしても、力を抜いて聞けるお気に入りのアルバムです。

しかしトリビュートっていうのは、誰がどういう基準で選ぶんだろうか。やっぱりプロデューサーとかが実権を握っているのだろうか。名前で売れる大物と、目をかけている新人をほどよく混ぜるって感じかしら。このアルバムもそうだけど、トリビュートってどうしても全体感に欠けるので、アルバムとして聞くっていうのが私には難しい。これまでに聞いたトリビュートの中で一番好きなのはスピッツトリビュートの「一期一会」だけれど、それもユーミンの「楓」や椎名林檎の「スピカ」が飛び抜けて好きっていうだけで、実は他はほとんど聞いてなかったりする。トリビュートされてるご本人はどの程度聞いてるものなんだろう。自分で聞いたらやっぱこそばゆいのかしら。

ま、そんな考えを膨らませながら、結婚祝いにいただいた風呂場で聞けるCDプレーヤーで、細野メロディーをBGMにこれから長湯です。
良い週末だ〜☆

サブカルチャー大使

サンフランシスコでは、お金さえ払えば日本の雑誌もテレビも見られるわけですが、せっかく海外で暮らしているのだしそこまでしなくてもっていう見栄もあり、雑誌もテレビも見ていない私たち。んでそれでも無料のものであれば大歓迎ってことでインターネットが大活躍するわけですが、インターネットの特徴としてサブカルチャーが王道だったりするってことがあって、私たちがアメリカにきてからハマったものも、日本では意外と一般的ではなかったりするのです。

そんなわけで今回の帰国中も、あちこちお邪魔するたんびに面白ビデオの宣伝をしてきました。主に二つ。どちらも確かRimo&Youtubeの組み合わせで知ったものだったと思います。なんでかどちらもフランス語ネタだけどね。
まずはThe World of GOLDEN EGGS。この大1シーズンの10話に出てくる、フランス語のミッシェル先生が面白いの〜。Youtubeではもう消されてしまったようですがDailymotionでは見られるはず!探してみてください。

んでもってもう一つが大人計画の宮崎吐夢(トムと読む)。こちらはちょっと大人向けの下ねたなので、お好きな人だけどうぞ。

ってなわけで、旦那へのお土産はもちろん金卵のDVDさ☆

golden_eggs.jpg