旧檸檬の日記を整理すべく、過去記事とかアクセスを見ていたら、
iTuneの文字化けのエントリに、たくさんのアクセスがあった。
それで、最近はすっかり忘れていたんだけど、そういえば
まだ解決してなかったしと思って(本当は日曜なのに
旦那がMozillaの集まりに出かけて、しかも車で行ったから
出かけられなくて暇だっただけ)、再度実験しました。
そして分かったこと。
Macで、iTuneで取り入れた音楽ファイルは、
OSが日本語だろうと英語だろうと文字化けは起きない
ということ。おそらくはUnicodeでID3タグを作っているのでしょう。
つまり前回私が大騒ぎしていた文字化けしてしまった音楽ファイル達は、
おそらくは私がかつてPCを使っていた頃に取り入れた曲達だったということ。
ということで、この問題というのは、Mac以外で取り込んだファイルを
MacのiTuneで文字化けしないようにするにはどうするのかという問題みたい。
もしかして常識だった???
それで解決策としては相変わらず旧エントリと同じことしか言えないけど、
もう少し、分かりやすくまとめてみようと思います。ただし、全て想像。
違っていたらご指摘ください。
Mac、iTuneの文字化けの原因
Windowsで取り入れた日本語の音楽ファイルは、その多くがMacのiTuneで文字化けをします。これは、おそらくはWindowsがShift-JISでID3を作成し、MacはOSが英語のときにはShift-JISのID3タグを読み込めないからだと思われます。
なので、MacのiTuneで取り込んだ楽曲に関しては、OSが日本語であっても英語であっても、文字化けはおこらないはずです。逆に、Mac以外で取り込んだ楽曲の中で、ID3タグがUnicodeでないものは文字化けする可能性が高いということです。
ID3タグがUnicodeかどうかを見るには
Macユーザーであるという前提で書くと、その楽曲ファイルのInfoを開いて、曲名、歌手名などの情報が文字化けしていなければUnicode、していればShift-JISなどの他のエンコードであるということだと思われます。
私の実験の範囲では、このInfo表示で文字化けすると、iTuneで開いたときにもだいたい文字化けがおき(例外も有)、逆にInfo表示が正常であれば、iTuneで再生しても文字化けはおきませんでした。
Mac、iTuneの文字化けの解決方法
以上から、対応としては、UnicodeでないID3タグをUnicodeに変換するということになります。方法としてはタグエディタなるソフトで変換するか、iTuneのタグ変換機能を使うか、です。
1.タグエディタ
これは色々あるみたいですが、私は実際には使っていないので何とも言えません。ただ自分が困っていたときに調べた範囲ではEasyTAGというのが良さそうでした。ただ、これはもとがLinuxのソフトなので、Macに入れるのはちょっと面倒くさくて私は断念しました。側に詳しい人がいるなら、この方法もいいのかもしれません。
2.iTuneのタグ変換機能
文字化けしている曲を選んで、”convert ID3 tag”で”ASCIIをLatin-1″で変換。全て直したら、再度”convert ID3 tag”で”ID3 tag version”を”v2.3″に統一。v2.3への統一は必要かどうかはよく分からないのですが、とりあえず私はそれをすると文字化けしなくなりました。
また、まだ文字化けしていなくても、全てをv2.3に統一しておくと、再生した時の文字化けを防げるのではないかと思います。
以上が私が理解しているところですが、これはMacのiTuneで、プレーヤーもiPodという私の条件下での話なので、これに当てはまらない例もたくさんあるようです。例えばこことか。また、私の調べた解釈とは全く違う考え方もあるようです。ただ、私の知識ではどれが正しいということは判断ができなので、ご自分の使用環境と照らし合わせてベストな方法を探してみてください。
ご自分でさらに研究されたい方のために、私が参考にしたサイトです。
iTunes・SoundJamの文字化け問題
コンピュータは情報をどのようにメモリに保持するのか?(9.2. 文字の部分)
iTunes2のID3タグの取り扱いについて