エドワードノートンはすごい。この人は、特別かっこいいってわけでもなく、癖のある顔をしているわけでもなく、それなのにどんな役でもこなしてしまう。初めてエドワードノートンを見たのは「真実の行方」。このとき既にリチャードギアを食っていた。当時はリチャードギアが出てるからこの映画を見たわけだけど、見終わった後に残るのはエドワードノートンでした。
それ以来、「アメリカンヒストリーX」とか「ぼくたちのアナバナナ」とか、相変わらず枠に縛られない色んな役をこなしているようで、どれをみても面白いんだな、これがまた。彼が出ているってだけでおそらく失敗はないだろうと思わせてくれる数少ない俳優。ジョニーデップとか浅野忠信とかに近いかな。とにかく私たち夫婦の中では彼が出ている映画は要チェックなわけです。
んで前置きが長くなりましたが、DVDで見ました。”The Illusionist”。
面白い。引き込まれてしまう世界です。見終わって思い出したのは”The Sixth Sense”。最後まで物語の向かう方向が分からないのです。というかどっかに向かっているように見えるけどゴールが見えないというべきか。そしてまたエドワードノートンの演技が見事です。”The Sixth Sense”同様、見終わってからもう一度見たくなる映画でした。
ところがどっこい日本では公開されていないのね!?ということでIMDbのリンクを貼っておきます。是非なんとかして見てください。