伝えたいこと

会社に向かう車の中でKQEDを聞いていたら、”Talk of the Nation”のテーマが「女性退役軍人」だった。

彼女達の心の傷。退役してからも普通の生活に馴染めなかったり、居場所がない感じがしてしまったり、子供が自分になついてくれなかったり、自分のいない生活に家族が慣れすぎて寂しい思いをしたり。

私はイスラームが好きだってこともあって、イラクで毎日人が死んでるって事の方が目に留まる。だけど、いつ死ぬか分からないって状態は軍人だって同じだ。そして彼女達もやはり戦争の被害者なんだろう。いくら志願制とは言ってもね。ここでもまた戦争は無意味だ。

戦争には反対だ。何も生み出さないし、傷を増やすだけ。ただそれは、私に国とか外交から見るマクロの視点が欠けているからかもしれない。どうしても、どれだけ理論を展開されても、個人の負う傷を思ったら、戦争が必要だとは思えないのだ。

でもそれで戦争はなくなるかって考えると、実はなくならないかもしれないと思う。意見の対立や利益の対立は絶えることはなくて、同時に悪賢い指導者もいなくなることはない。だから争いごとはなくならないのかもしれない。

そしてそんな争いごとの絶えない世界を生きていくためには、自分で考える力が必要だ。愛国心や宗教心に惑わされることなく、自分で考える力が必要だ。人に人を殺させ、無駄に命を落とさせる張本人達は、みんなのうのうと生きている。大統領も首相もテロ組織と言われるグループのリーダーも。何を信じるか、何を選ぶかは自由なので、それを教えるわけにはいかないのだけれど(そしたら洗脳になってしまうから)、どんな道を進むとしても後悔しないようにするためには、そんな彼らの言葉遊びに惑わされずに、自分で調べ、自分で考えて、自分で判断する力が必要なんだということは確かに言える。

そんな力をどうやって身につけるのか、永遠の問いのような気もするけれど、実は誰の中にも備わっているようにも思う。それを使う機会さえ与えられれば、その力は誰にでも使えるものなんじゃないかと。我ながらなんて性善説なんだろう。というかこれが啓蒙思想なんだろうか。よく分からないけど、そんな大それた事を考えた冬の始まり。

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